それぞれの未来へ

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通称が暗黒会という、「会社の同期の中でも生粋の駄目人間を集めて中学生並の会話をしながら吉村部屋で朝まで飲み潰れる会」という最悪最低なコミュニティが、気づけば10年続いていた。
(吉村さんの結婚に伴い場所は変わってはきたが)

今日は怪獣居酒屋というなんとも特殊な場所からスタート。

しかし、「同期の誰の乳がでかいか」レベルの会話が主という最低な連中の集まりだとしても、10年すれば変わる。
一人は来年結婚。そして自分も一児の父だ。

それでも、32才が集まっても。
今日の話の中心はまったく別の奴が会社の女子にお熱だという件に対する盛大な茶化しである。
結婚だの出産だのという話よりも、いけるか否かの寸前という状態は野次馬的だが大変に楽しいもんだ。
この話題だけで三軒ハシゴした。実に中学生だ。

何だかんだ、酒をたっぷりのんで、馬鹿笑いしたのは物凄い久しぶりだった。
そこにはきっと、22才に戻ってしまっている自分がいた。

なんかこう、実家だとか地元の友人とか今回のとか、自分の時間軸をずらす事が出来る場所ってのは、すっごい貴重なものなんじゃないかとか、帰り道になんとなく思っていた。

それがいいことかどうかは、酔った頭じゃ考えられないけど。
でもまぁ、きっと多分、それぞれの未来に伸びてく人生の中で、少し戻って集まって馬鹿笑いして、そしてまたそれぞれの日常に戻っていくという今の状況は、それなりに貴重であることは確かなんだろう。
恐らく、きっと。

そんなことを、泥酔しながら思っていた。