吉村 「おひさしぶりです」

うに 「何をしに来た愚豚」

吉村 「近々、この家をリフォームするんですよ。その片付け手伝いです」

うに 「そうか帰れ」

 と言う訳で。築32年となった実家は流石に色々とガタが来てしまった為、月末頃にリフォームする事になりました。
 吉村家は全員が、「6割出来れば十二分」みたいな性格となっており、「洗面所の照明が切れても、廊下の照明でなんとかなるからいいや、とか言ってたら半年越えた」みたいな生態です。

 それゆえ、ゴミ捨ても相当に雑。物凄い雑。
 自分が幼い頃の服とか、「おう久しぶり」くらいのテイストで出てくる。
 そんな訳で、あまりにも片付けが多すぎることから、ホイホイとヘルプにきてしまったのでありました。

うに 「小娘も来たのか」

吉村 「そりゃ、一応は嫁ですから」

うに 「うむ。撫でるがよい」

吉村 「御大にもかなりデレるようになりましたね」

うに 「うむ。撫でるからな」

吉村 「鼻の周りがかなり白くなりましたね。御年は?」

うに 「十五を越えて十六に近付いている」

吉村 「人間年齢で80歳ですか。それじゃ散歩も行けませんね」

うに 「馬鹿をいうな連れてけ愚豚」

 十五歳とは思ないパワーで散歩するのでした。
 帰り道はやや疲れ気味なのが、流石に十五歳という所かもしれませんが。

うに 「ご苦労。片付けるがよい」

吉村 「へい。 …うおぅ」

うに 「どうした」

吉村 「自分の大学受験の願書が出てきました」

うに 「うわぁ」

吉村 「一太郎8が出てきました。プロデューサーさん、フロッピーですよフロッピー」

うに 「知らぬ」

といった具合で発掘を日暮れまで行ったが、あまりに量が多すぎて終わる気配は無く。
そして吉村家は「大体が出来てればオールOK」な具合で酒を飲みに行く事になりました。

久しぶりに豪華な船盛りを食べて満足満腹な吉村さんなのでした。

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